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「メアリの花園」は美しいインドから物語が始まります。
舞台はイギリス統治時代のインドです。当時の時代背景をもとに、西ベンガル州コルカタ(旧カルカッタ)とダージリンを場所イメージに設定しています。
〜コルカタ(1991年7月まではカルカッタと呼ばれていました)〜
インド西ベンガル州の首都コルカタは、1962年、ジョブ・チャーノックによって町づくりが始まり、イギリスの東インド会社の貿易拠点として商館などを建てたのが町の起源です。現在の人口は約1,300万人、ベンガル湾に注ぐフーグリー河を約100kmさかのぼった場所にあります。
コルカタの重要な建造物としてあげられるものは、コルカタ広場の中央にあるウィリアム要塞です。1696年に東インド会社の交易所を守る拠点として建てられた後、インドのイギリス統治の中心拠点となりました。また、広場内には当時インド皇帝を兼ねていたヴィクトリア女王を記念して1905年に造られたヴィクトリア記念堂やイーデン庭園があります。
その他には、ハウラー橋、カーリー寺院、植物園、セント・ジョン教会、セント・ポール大聖堂やマーブル宮殿、インドで最も古いインド博物館が有名です。
ヴィクトリア記念堂 |
ハウラー橋 |
〜ディーガ〜
ディーガは西ベンガル州で最も人気のある海のリゾート地です。もとは、ビールクールとして知られていますが、1780年、ウォーレン・へスティングが妻へあてた手紙に記されていた“東洋のブライトン(イギリス南東部の海岸保養地)"としても有名です。
〜ダージリン〜
西ベンガル州で最も人気の高い高原の避暑地。
ダージリンはコルカタから北へ約500km、標高2134mのところにあります。
有名なダージリンの茶畑や1800年中頃のイギリス統治時代の軍隊兵士のために建てられた宿泊所や保養センターなどの施設や教会、丘の駅に囲まれた坂の町です。ダージリンの最大の魅力は、世界で最も高い場所にある馬のレースコースを持つレボング村、ロイド植物園、トイ・トレイン(1999年に世界遺産に登録)、グーム僧院などです。町の南にあるタイガー・ヒル(標高2590m)からはいろんな色に染まる朝日や、紫色や金色に染まる美しい夕日を眺め、そのはるか向こうにヒマラヤの峰々や有名なカンチェンジュンガの勇姿が見られます。
町の北約3kmにあるジャワハル山のNorth Pointには、インドで最も古いロープウェイがあり、ダージリンと谷の底にある小さなランジート川のシングラバザールを結んでいて茶畑が広がっています。
(提供:インド大使館、インド政府観光局)
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